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2020年 07月 18日
新型コロナで、楽しみにしていた「ゴッホ展」が 展覧会期間中に中止になり、ガックリしていましたが 展覧会もマスク着用、検温、人数制限等、 感染対策をしながら、観に行けるようになってきました~ ポスターが印象的で、気になっていた展覧会のチケットを ご好意でいただき、観に行ってきました\(^^@)/ 『メスキータ展』 ~エッシャーが命懸けで守った男~というコピーもあり あの有名なだまし絵のエッシャーが?!って 気になりました(笑) サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868-1944) オランダの美術学校でデザインや版画の教鞭ととるかたわら、 画家、版画家、デザイナーとして活躍。 しかし、ユダヤ人であったメスキータは、家族もろとも逮捕され、 強制収容所で亡くなりました。 アトリエに残された膨大な作品の一部は、 教え子であるエッシャーや友人たちが決死の思いで救い出し、 戦時中も命懸けで守り抜きました。 戦後に展覧会を開催するなど、その顕彰に努め、 メスキータの名が今日まで残ることとなりました。 今年没後75年に日本初の回顧展と開催! 《ヤープ・イェスルン・デ・メスキータの肖像》1922 木版 この版画って、 「薬物中毒のおっさん」にしか見えなかったんですが(爆) 息子さんですって(^^) これって、息子さん怒らんかったんかなぁと思ったりして(笑) でも、規則正しい線描が特徴的で、 鋭い眼光に目が離せません! 定規のメモリみたいなのも、手描きで 10代で建築事務所で働いていたと聞き、納得!(笑) 黒と白のシマシマを見ると 「シマウマ」を描いたらどうなる?って 思っていたら、ちゃんとありました!(笑) ーーシマウマは生きている木版ーー そのシマウマを木版にすることは自制しなくてはならない と、言っていたのに、あるんですよね~~ その言葉を聞いていたエッシャーもビックリ(°д°) 描くんかいって(ヾ(・・;)ォィォィ 白い線、黒い線を巧みに使い 光と影を表現し、立体感をもたらす技法。 構図も良くて、見ていて飽きません(*´∀`) 版画では、彫り進めていく過程を ステートというのですが、 その途中の作品も並べて展示されているのも 違いがあり、面白かった! 小さな自画像が彫り込まれてたり、 版画を表裏反対に刷り、 人物が男性的→女性的になったりと 見所がたくさんある展覧会でした~(*^^*) 帰りに美術館のお庭をお散歩✩ まだ紫陽花が咲いていました~ 雨が続いていたけど、 雨上がりで、草木がシットリ(*´∀`*) 早く梅雨明けて欲しいなぁ~~ 財団法人 西宮市大谷記念美術館 hp 住所:西宮市中浜町4-38 電話:0798-33-0164 / fax 0798-33-1699 アクセス:阪神 香櫨園駅から南西へ徒歩6分 JR神戸線 さくら夙川駅から南西へ徒歩15分 阪急 夙川駅から南西へ徒歩18分 「メスキータ展」 会期:2020年4月4日(土)〜6月27日(土) 休館日:水曜日(4/29、5/6は開館)、4/30(木)、5/7(木) 開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 入館料:一般1,000(800)円、高大生600(400)円、 小中生400(200)円
by san_paozo
| 2020-07-18 21:21
| おでかけ
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